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家庭用精米機の寿命はどれくらい?実際に買い替えて使ってみた

家電
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玄米を買って自分で精米してごはんを食べたいな。
でも、重い米袋を持ってわざわざ精米所にいくのはめんどうだし。
自宅で気軽に好きなときに精米できる家庭用精米機があったら便利だな、と考える人が最近増えてきました。

とは言っても家庭用精米機がそんなに激安でひょいと買えるわけでもないですし、使いにくかったりあっという間に壊れたらどうしよう、と家庭用精米機の寿命も気になるところですよね。

ごはんは毎日食べる家庭も多いですから、毎回ごはんを炊くたびに精米機を使っていたらすぐ壊れちゃうんじゃないの?
それだったらよく見かけるコイン精米を使ったほうが安上りなんじゃないの?と購入をためらっている人も多いかもしれません。

でも、家庭に1台精米機があるとけっこう便利。

私は家庭用精米機を使い続けて10年以上になります。
ここでは昨年(2021年)に買い替えた2代目の我が家の精米機のレビューを交えながら寿命や使い勝手についてご紹介していきます。

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家庭用精米機の寿命はどのくらいなのか

家庭用精米機って一度買うとどれくらい使えるものなんでしょうか。

家電製品だから寿命が気になりますよね。
買ってすぐ壊れたらイヤですし。

そこで、各メーカーごとに口コミなどを参考に寿命について調べてみました。

メーカー名 使用年数
ツインバード 10数年(部品交換などして週5回ほど使用)
エムケー精工 不明
象印 15年ほど
サタケ 15年以上使っていても壊れない
アイリスオーヤマ 10年以上使っている
タイガー魔法瓶 ていねいに使っているせいか15年ほど使っても壊れない
山本電気 (我が家の場合)11年

メーカーにもよりますが、平均すると約10年以上は使えるようです。
お手入れをきちんとしていれば15年以上使っているという人もいます!

ちなみに我が家で使っている精米機は2代目です。
この2代目の精米機は昨年(2021年)に買ったもの。
じゃ、その前の精米機はどれくらい使えたのかというと、初号機は2010年に購入したので、ざっと計算しても11年は使ったことになります。

私が使っている精米機は山本電気の匠味米MB‐RC52という機種です。

「山本電気」ってあまり聞いたことのないメーカー名かもしれません。
このメーカーは、主にモーターを製造している会社で、その技術を生かして現在では家電も製造販売しています。
私は、精米機の他にフードプロセッサーも愛用しています。

そして、これが2010年に購入した我が家の家庭用精米機初号機山本電気匠味米MB-RC02です。

(実際に使用していた精米機は処分してしまったので写真はありません。)

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家庭用精米機を使い始めたきっかけ

なぜ家庭用精米機を使おうと思ったのかというと、我が家は夫の実家がコメ農家なので、お米は玄米でいつももらっているからです。
このお米を毎回コイン精米所で精米していたのですが、お米10㎏はとにかく重い。
車で持って行くにしても、私1人では無理なので、夫の休日に2人掛かりで精米していたのですが、それすらだんだん面倒になりました。
そんなとき家庭用精米機が手ごろな値段で買えることを知ったのがそもそものきっかけです。

山本電気「匠味米」を選んだ理由

いろいろなメーカーの家庭用精米機がある中で、なぜ山本電気「匠味米」を選んだのか?
その理由は値段と精米の種類と使いやすさに魅力を感じたからです。

さらに、山本電気「匠味米」は監修があの「料理の鉄人」で有名な道場六三郎さんだったので、番組のファンだった夫の一声で即決しました。

11年間精米機を使ってみて

元来めんどうくさがりの私の精米機の使い方をご紹介します。

ごはんを炊くたびに精米するなんてめんどくさい~

ということでうちでは毎回1度に最大量の5合を精米していました。
1回に炊くごはんはだいたい2合か3合です。
それを冷蔵庫に保存しながら、なくなりそうになったら精米するという継ぎ足し方式で、2,3日に1回精米するという使い方をしました。

こんな使い方をしていたら11年目のある日、精米スイッチを押しても全く動かなくなりました。
これが我が家の家庭用精米機の寿命でした。

もしかしたら毎回、最大量の5合を精米していたことが11年目で動かなくなってしまった原因かな、とも思います。
一度に精米する量が少なかったらもう少し精米機の寿命がのびていたかもしれません。

家庭用精米機のデメリット

実際に家庭用精米機を使ってみて、不便だなと感じたことは私の場合あまりないのですが、強いてあげると次のとおりです。

音が大きい

山本電気の精米機は米をかきまぜて精米するかくはん式です。

かくはん式の精米機が稼働している間は、テレビの音が聞こえにくいです。

マンションやアパートにお住まいの場合は、ご近所迷惑にならないように配慮が必要かもしれません。

我が家もマンション住まいですが、今まで苦情が来たことはないので、時間帯に気をつけて使えばそこまで気にする必要はないかもしれません。
とはいえ、夜中に精米するのはやめたほうがよいでしょう。

お手入れがめんどう

家庭用精米機は容量が少なく、1回に食べる分だけ精米することが多く、米ぬかがその都度出ます。

米ぬかは1回ごとに捨てる手間があるので掃除がめんどう、と感じることもたまにあります。

掃除する部分は主に米ぬかがたまる米ぬかボックスと精米かごです。

毎回きれいに水洗いする几帳面さがあればいちばん良いのですが、時間がないときには、米ぬかを取り除いて乾いたふきんでささっと汚れをふき取るだけでもじゅうぶんきれいになります。

米が散らばる

毎回散らばるわけではないのですが、米を精米機に入れるときや、精米後に精米かごを取り出すときにパラリと米が数粒落ちることがあります。

見つけたらすぐに拾うのがいちばんよいですが、精米機の下にマットなどを敷いておくと、掃除も簡単で、騒音防止にもなります。

蓋の開け閉めがめんどう

山本電気の精米機の場合、蓋の開け閉めが少々厄介で、カチッとロックされないと電源が入らないようになっています。

慣れないとうまく蓋が閉まってくれないので急いでいるときはちょっとイラっとすることもあります。

この蓋の開け閉めが、私のなかではいちばんデメリットと感じるところかも。

コツをつかむとそれほど難しくないし、せいぜい2、3度やり直すとたいていはカチッと閉まります。

などなど、探せばそれなりにデメリットはありますが、どれも精米機の寿命に直結するものではない、と思います。

そして、そのデメリットを差し引いても家庭用精米機を使用するメリットは大きいです。

家庭用精米機のメリット

家庭用精米機があると便利だな、と感じることはたくさんあります。

特にふだんからお米は玄米で常備している家庭や、料理に合わせて米の分つきを変えたいというこだわりのある人なら、家庭用精米機は必需品かもしれませんね。

いつでもおいしいごはんが食べられる

初めて我が家で精米したてのごはんを食べたときのおいしさは感動ものでした。

精米したてのごはんは、炊きあがりもふっくらつやつやで、お米本来の甘みと香りが感じられました。

だから、明太子や漬物などのごはんのおともと一緒に食べるとごはんがとまらなくて、困りました(笑)。

また、子どもが「今日のごはんはおいしいね」と言っていつもはしないおかわりをしてくれたときは、ごはんの美味しさを実感しました。

米の分つきが選べる

最近は健康志向の高まりで、白米オンリーよりも七分つき、五分つきなどしっかりぬかを落とさないごはんも人気です。

家庭用精米機なら、玄米を用意したら自分好みの分つき米にすることができます。

以前は七分、五分、三分などしか選べませんでしたが、最近はもっと細かく精米がボタン1つで選べるようになりました。

また、白米を磨き直したり、無洗米に精米することができる機種もあり、すごすぎます。

コイン精米所を利用しなくてよい

家庭用精米機がないと、コイン精米所まで持って行かないといけません。

これがけっこうたいへん。
米は重いし、車がないと持ち運びに苦労します。

お年寄りにもきついですし、女性1人ではちょっと無理かも。

しかも最近はコロナ禍ということもあり、わざわざ外出するのも億劫になります。

また、コイン精米機は多くの人が利用する場所ですし、衛生管理も心配です。

でも、家庭用精米機があると、食べたい分だけ精米できるし、衛生面でも安心なのでとても便利です。

コイン精米所まで持っていく手間や費用を考えたら、購入してもすぐ元が取れると思います。

こんなメリットがあるから、一度でも使うと精米機は必需品、と思う人は私も含めて多いようです。

今使っている精米機はこれ!

我が家で実際に使っている精米機は山本電機の家庭用精米機匠味米MB‐RC52Rという機種です。

初号機も山本電気製。

今回も使い慣れている同じメーカーの新機種にしました。

お値段も1万円ちょっとで経済的

これで10年以上使えたらコスパも相当良い製品だと思います。

実際に山本電気さんに匠味米の寿命はどれくらいなのか問い合わせてみました。

すると、「寿命をはっきりと断定することはできません。」とのこと。
そりゃそうですよね。
でも「モーター耐久テスト」を繰り返して行った結果、モーターは5年間はしっかり動くそうです。
おそらく、何時間も稼働して実験しているはずなので、1回に約3分精米で動かすことを考えるとかなり寿命はありそうです。

前の機種と比べて進化したところ

以前、私が使っていた匠味米MB-RC02のデメリットには「音が大きい」「お手入れがめんどう」「米が散らばる」「蓋の開け閉めが厄介」などがありましたが、今回購入したMB‐RC52Rでそのデメリットが解消したかというと、実はあまり変わっていません。

しかし、そのデメリットを感じさせないくらい、精米の種類がぐ~んと増えました。

以前は精米の種類が白米、七分づき、五分づき、三分づき、胚芽米の5種類しか選べなかったのが白米、胚芽米はもちろん、八分~二分づきまでと、無洗米、みがき米と精米の種類が13種類まで増えました。

 

これほどの精米の種類は以前の機種にはありませんでした。
逆に、これ以外の精米の種類はあるの?と思うくらい種類が豊富です。

これだけ選べると我が家のお好みの分つき米を探したり、その日の気分で精米モードを選んだりするのも楽しくなりますね。

「みがき米モード」の実力

買ってきた白米を「みがき米モード」でリフレッシュしたり、「無洗米」にするモードもあります(玄米を無洗米にすることもできます)。

この「みがき米モード」がけっこう優秀で、白米を食べるたびにもう一度精米するという人もいるほどなんです。

買ってきた白米を「みがき米モード」で精米するとごはんの味が全然ちがうのだとか。
わざわざこのためだけに精米機を買う人がいるというから驚きです。

実際に我が家でも精米してから時間のたったお米を「みがき米モード」で精米して炊いて食べてみました。

すると、ごはんを炊いているときから、新米を炊いているような良い香りが漂ってきて、それだけでも食欲がそそられます。

肝心のごはんの味は、甘みと香りが際立っていて、「いつもとちがう。米、変えたの?」と家族に言われるくらい評判が良く、おいしかったです。

これだけ味にちがいが出ると、白米を「みがき米モード」でもう一度精米する手間も惜しくないと感じました。

お手入れ

精米機の寿命をのばすには、適切なお手入れが必要です。

毎回お手入れが必要になるのは、米ぬかボックスと精米かご。
この部分は精米後、取り外して水洗いすることができます。

たったこれだけのお手入れなんだけど、毎日のこととなるとけっこうたいへんなのよね

そこで、お手入れ方法についても山本電気さんに聞いてみました。

すると、「米ぬかボックスと精米かごは毎日水洗いしなくてもよい」という衝撃の答えが返ってきました!

それはとっても助かるんですが、なぜ?とさらに聞いてみたら、水洗いをした後しっかり乾かしてから使わないとぬかが残り、かえって衛生上よくないからなんだそうです。
湿ったぬかが取り切れずに残ると変なにおいがしたり、かびが生えたりすることもあるとか。
だから、水洗いは時間があるときに何日間かに1回とか、数か月に1回の頻度で十分なんだそうです。
私みたいなずぼら主婦にはありがたい話です。

ただし、水洗いしたら、しっかり乾燥させること、これがとても大事です。
しっかり乾燥させるためにも日光に当てたり、外干しすることがおすすめです。

精米機は乱暴な使い方をしない限り、壊れやすいということはないのですが、部品を失くして使えなくなったということはよくある話です。

外に干すときは、ぬかボックスや精米かごを風で飛ばされないように、また部品の精米ブレード(簡単に取り外せます)をゴミと一緒に捨ててしまわないように注意してくださいね。

部品を失くしたから、もう精米機は使えない、ということはありません。

メーカーに問い合わせたり、今ならネットでも部品が販売されているのでまずはチェックしてみてください。

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まとめ

今回は、家庭用精米機の寿命と、実際に私が使っている精米機「山本電気 匠味米」についてご紹介しました。

家庭用精米機は現在ではいろいろなメーカーから販売されていますが、どの製品も値段が手ごろなものが多く、毎日使っても寿命が平均約10年以上と、お得感があります。

私は、山本電気の匠味米をずっと使ってきて、メーカーも機種も信用しているので、2台目も迷わず匠味米の新機種を選びました。
今回の匠味米も性能が確かで、しっかり精米できるので大満足しています。

さらに寿命やお値段だけでなく、毎回おうちで精米したてのおいしいごはんが食べられること、そして精米モードを変えるとお好みの分つきを選べたり、健康管理にも役立ったりということで一石二鳥どころが一石三鳥くらいの値打ちがあるのでは、と思っています。

おうちで毎回おいしいごはんが食べたいな、お米の栄養もむだなく摂りたいな、とお考えでしたら家庭用精米機の購入をぜひ検討してみてくださいね。

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